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江戸時代へ行ってみよう!~高知の城下町展~

予定
「え、あの場所が?」 知れば、知るほど、城下町!

2019/04/06 - 2019/06/10

みなさんは、「江戸時代の高知の城下町」と聞いて、どんな風景を思い描きますか?
現在につながる高知市のまちづくりの基本には、江戸時代の高知の城下町があります。江戸時代、高知の城下町は、身分や格式あるいは職業などにもとづき、大きく三つのエリアに区分されていました。
今回の展示では、城下町の成立とその町割り、そこに暮らす人々の様子や職業、城下を華やかに彩った年中行事や祭礼、そして城下を襲った自然災害など、高知の城下町の様子について、全体的・復元的にご紹介します。「探検!発見!」的な話題も随所に織り交ぜながら、城下町の魅力を発信します。
「知れば、知るほど、城下町」 ──そんな魅力あふれる高知の城下町展、ぜひご覧ください。
開催期間 2019/04/06 - 2019/06/10
休館日 なし
観覧料 観覧料/700円(団体20名以上560円)
高知城とのセット券/890円
*高校生以下は無料
*高知県・高知市長寿手帳所持者は無料
*身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、戦傷病者手帳、被爆者健康手帳所持者と介護者(1名)は無料
備考 4月5日(金)~7日(日)「高知城花回廊」開催中は21:00まで開館延長します。
(お城まつり中止の場合は 通常通りの開館時間となります)

展示の見どころ

藤並神社御神幸絵巻(高知県立高知城歴史博物館蔵)

現在ではあまり知られていませんが、江戸時代、高知城下の祭礼には花台と呼ばれる絢爛豪華な山車が繰り出されていました。それでは、この花台、いったいどの辺りの地域の人びとが出していたと思われますか?展示室でぜひご確認ください。

 

 

浦戸湾風景絵巻(高知県立高知城歴史博物館蔵)

この絵は、城下堀詰から浦戸湾までの様子を描いた絵巻の一部です。高知の城下町は浦戸湾、果ては太平洋に向かって開かれていました。ちょうどこの絵に描かれる付近には、現在、大きな建物が建っていますが、何の建物か分かりますか?展示室では、絵巻の場面と現在の風景とをあわせて紹介しながら、歴史散策の楽しみもご紹介します。

 

 

高知御家中等麁図(安芸市立歴史民俗資料館蔵)

この絵は、高知城下、それも上級武士の居住エリアを描いたものとして大変有名なものです。高知の城下といえば必ずと言っていいほど紹介されるものです。展示では、この絵図の本物をご紹介します。ぜひこの機会にご覧ください。

 

 

高知上町分図 安芸市立歴史民俗資料館蔵

どの辺りを描いた絵図か分かりますか?タイトルにご注目ください、「上町」とありますね。この絵は、現在の上町地区を描いたものです。一目見て気がつくように、東西・南北の通りで、整然と町割りがなされています。それではこの町割りは、いったい誰によって、いつ頃、行われたものなのでしょうか?答えはこの下の野中兼山書状のなかに見えてきます。

 

 

野中兼山書状(高知県立高知城歴史博物館蔵)

江戸時代前期の土佐藩を代表する役人、野中兼山の手紙です。上町エリアの町割りの様子について、順調に整備が進んでいることを記しています。城下には、兼山の時代に整備が進んだ地区と、兼山失脚後に整備が進んだ地区があります。土佐藩政の展開が城下町の整備にも大きく関係していると思われます。

 

 

文化時代朝倉町明細図(高知市立市民図書館蔵)

この絵は、江戸時代後期の朝倉町の様子を描いたものです。ところで、朝倉町はどの辺りにあったかご存知ですか?高知の城下は郭中・上町・下町の3つのエリアに大別されますが、朝倉町はこのうちの下町エリアにありました。下町の町々は、それぞれ個性的な成り立ちの由来を持っています。どんな由来でその町の名前が付けられているのか、ぜひ展示室でご確認ください。

 

 

土佐年中行事絵巻(高知県立図書館蔵)

にぎやかな町人の様子が描かれていますね。左端には2人の女性が立っていますが、その右側の人。口に何かくわえていますね。絵巻にはこの吹き物の名前がカタカナで記されています。その名前は何だと思いますか?そもそもこの場面は何の場面でしょう。展示室でぜひご確認ください。

 

 

 

 

志野焼向付(西弘小路遺跡出土、高知市教育委員会蔵)

 

 

 

漆器椀・折敷〔追手筋遺跡出土〕、木製箸〔高知城伝下屋敷跡出土〕(高知県立埋蔵文化財センター蔵)

 

 

 

ビルやマンションなどの新規建築や建て直しなどが関係し、21世紀に入ってから、高知の城下では様々な発掘調査が行われております。今回の展示では、近年の発掘調査によって初めて姿を現した考古遺物もご紹介します。10年前の展示では、恐らく見ることができなかった、まさに発掘調査のホットな出土品をご紹介します。