展示
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春を寿ぐ―めでたきかざり・祈りのかたち―

予定

2026/01/01 - 2026/03/08

ジョーハクに春がやってきた!
令和8年、最初の企画展は「春」がテーマ。新春を祝うおめでたいモチーフやお正月らしい資料のほか、春を代表する行事・桃の節句に合わせて、山内家に伝わった優美なひな人形やひな道具が展示室を彩ります。
これらの資料からは、人々が春の訪れを喜び祝う姿、将来の幸福を祈る姿、そして春を思い切り楽しむ姿を垣間見ることができます。春が到来したことへの喜びと、将来の幸せへの祈りが込められた「かざり」と「かたち」。おめでたいもので満ちあふれた展示室をゆっくりとお楽しみください。
開催期間 2026/01/01 - 2026/03/08
観覧料 ●800円(常設展含む/団体20名以上640円)
●高知城とのセット券1040円(常設展含む)

●高校生以下の方は無料(名札や学生証等ご掲示ください)
●高知県・高知市長寿手帳をお持ちの方は無料(長寿手帳をご掲示ください)
●身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、戦傷病者手帳、被爆者健康手帳所持者と介護者1名は無料(各手帳をご掲示ください)

展示の見どころ

春を寿(ことほ)ぐ

「寿ぐ」とは「言祝ぐ」とも書くように、ことばでお祝いすること。おめでたい言葉やモチーフを通して新春の訪れを喜び、一年の幸せを願いましょう。


鶴が天高く飛翔する様を表した藩主の書
一行書「万里鶴冲天」
12代藩主山内豊資 慶応3年(1867)


〈初公開〉
能のおめでたい演目「式三番」を描いた三幅対
式三番図
狩野勝川院雅信 江戸時代後期(19世紀) 


今年の干支・午にちなんだ資料も!
馬図巻
池添楊斎 江戸時代後期(19世紀)

 

春に寿ぐ

春の年中行事と言えば桃の節句。土佐藩主山内家に伝わったひな人形やひな道具が今年も登場します。大名道具ならではの絢爛豪華な姿は必見です。
ディティールに注目!格式高い衣裳を着たおひな様
有職雛  明治時代(19世紀)


超・精巧なミニチュア!ひな道具の数々
雛道具  江戸時代後期(19世紀)

 

春を楽しむ

春の訪れを知らせてくれる花々を楽しむ人々の姿をご紹介。城博で一足早いお花見をお楽しみください。


行楽を楽しむためのマストアイテム
梅亀甲文蒔絵提重  安政2年(1855) 


〈初公開〉桜満開の上野で舞踏会
舞踏会上野櫻花観遊ノの図
楊州周延 明治20年(1887)3月

 

ことほぎみくじ

おみくじに描かれたおめでたいモチーフを、展示資料を見てさがしてみよう。当たりが出たら城博オリジナルグッズの立版古(ペーパークラフト)をプレゼント!

日時:企画展開催中いつでも
会場:当館3階特別展示室
参加費:無料(要観覧料)