土佐藩と山内家 ―土佐20万石の260年―
2026年9月19日(土) - 2026年12月6日(日)
| 開催期間 | 2026年9月19日(土) - 2026年12月6日(日) |
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| 休館日 | ※会期中10月19日(月)・20日(火)は一部展示資料入れ替えのため休室 |
| 観覧料 |
●800円(常設展含む/団体20名以上640円) ●高知城とのセット券1040円(常設展含む) ●高校生以下の方は無料(名札や学生証等ご提示ください) ●高知県・高知市長寿手帳をお持ちの方は無料(長寿手帳をご掲示ください) ●身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、戦傷病者手帳、被爆者健康手帳所持者と介護者1名は無料(各手帳をご掲示ください) |
| 備考 | 主催:高知県立高知城歴史博物館(公益財団法人土佐山内記念財団)、高知県、よさこい高知文化祭2026高知県実行委員会、文化庁、厚生労働省 |
概要
土佐一国の新たな主として入国した山内家は、明治維新を迎えるまでの260年あまりを16代の藩主で治めました。
歴代藩主は外様大名として幕府と絶妙な距離感を保ちつつ、地形風土に応じた藩政を行い、郷土色豊かな魅力ある土佐国を守り育てました。
本展では、山内家ゆかりの名品を通じて土佐藩の歴史をひもとき、その特色に迫ります。土佐藩政の展開や大名道具・土佐の文化を紹介する総合展示室とあわせ、400年の歴史旅を高知城のふもとでお楽しみください。
展示の見どころ
土佐弁音声ガイド
通常の日本語(標準語)・英語ガイドに加えて、土佐弁版のガイドが登場!
郷土愛あふれる地元のなつこいおんちゃん(フレンドリーなおじさん)が、なぜだか我が物顔で展示資料を解説してくれます。
途中で何を言っているのか分からなくなるのもご愛敬!よそゆきでない、土佐弁の雰囲気をお楽しみください。
※お手持ちのスマートフォン等を展示室内のWi-Fiに接続することでお聞きいただけます。
利用時にはお手持ちのイヤホンをご利用ください。
※受付でもタブレット・イヤホン(有線)を無料でお貸ししております。
機材に限りがありますので、団体利用の際には事前にご予約ください。
山内家資料でひもとく 土佐藩の歴史と文化
平成16年(2004)に高知県へ全点寄贈された山内家資料。
土佐藩主家が守り伝えた歴史資料から、よりすぐりの名品をお楽しみください。

長宗我部地検帳 桃山時代(16世紀) 国指定重要文化財
「太閤検地」によって長宗我部元親・盛親父子が行った土佐一国の総検地帳簿。土佐へ新領主として入国した山内一豊が浦戸城とともに受け継ぎ、現代まで伝わりました。本展では全368冊のうち、六尺三寸棹の使用が分かる「安芸郡安田庄地検帳」などの主要な冊子を展示します。
※会期中、前後期で展示する冊子を入れ替えます。

土佐国絵図 江戸時代(17-19世紀)
江戸時代初期、寛文年間(17世紀)に作成した国絵図の写し。
一国一城令により廃城となった拠点も「古城」として記されているのが特徴です。

兎耳形兜 江戸時代初期(17世紀)
4代藩主山内豊昌(やまうち とよまさ)所用の兜。
山内家資料には植物・動物や帽子などをかたどった「変わり兜」が多く伝わります。

緋羅紗地渦巻文様陣羽織 毛利勝永所用 桃山時代-江戸時代初期(16-17世紀)
関ヶ原戦後、土佐藩に預けられていた豊前小倉城主毛利吉成の子、毛利勝永(吉政)が大坂の陣で着領したと伝わる陣羽織です。
★体験コーナーでは、展示の兎耳形兜や毛利勝永所用の陣羽織を含む、山内家資料のレプリカを着用体験できます。
徳川将軍家と山内家―西南の大名が見た江戸幕府
江戸時代の幕藩体制において、「外様大名」だった山内家。
土佐藩主山内家の視点から、将軍と大名の関係を読みときます。
太刀 銘 備前国長船兼光 文和二二年乙未十二月日 (号 一国兼光)
文和4年(1355) 【国指定重要文化財】
2代藩主山内忠義が将軍への献上を断り、「土佐一国にも代えがたい」と言ったという逸話が「一国兼光」の号の由来となりました。
※展示期間:後期10/21~12/6

太刀 銘 康光 室町(南北朝)時代(14世紀) 【国指定重要文化財】
初代将軍徳川家康を祀る掛川神社(現高知市薊野)に10代藩主山内豊策(とよかず)が奉納した太刀。12代藩主豊資(とよすけ)が作らせた、徳川家の家紋・三つ葉葵をあしらった拵(こしらえ)が付属します。
※展示期間:前期9/19~10/18

15代山内豊信(号容堂)詩書 幕末維新期(19世紀)
慶応3年(1867)、将軍徳川慶喜へ大政奉還を建白した15代藩主、山内容堂(ようどう)。
政治家としてだけでなく、酒と漢詩を愛した人となりも世に知られ、なかでも漢詩は詩吟の題材として今でも愛されています。こちらは参勤交代の情景を切り取った自作の漢詩を書した掛軸。大名らしからぬ作風をお楽しみください。

山内豊範肖像 黒田清輝 近代(20世紀)
大礼服姿の16代山内豊範(とよのり)を描いた肖像画。
豊範は最後の土佐藩主。明治2年(1869)に薩長土肥連名で版籍奉還を建白、高知藩知事となり、廃藩置県後は東京へ移住。明治17年(1884)の華族令で侯爵に叙されました。
太平の時代 土佐の文化が花開く
江戸時代を通じて国替えが行われず、時代の大きな変化の影響が少ないまま明治維新を迎えた土佐藩では、古くからの祭りや伝統行事が受け継がれました。
一方、藩主家が学問や武道を奨励した影響もあって、最新の学問成果に刺激を受けたすぐれた人材が、注目すべき学問成果を生み出しました。

天柱密談 江戸時代初期-中期(17-8世紀)
土佐藩の南学者、谷秦山が江戸の天文暦学者・渋川春海から書面で指南を受けた往復書簡集。
空間的な距離をものともせず質疑応答や議論が交わされ、2人の密な学問的交流が読み取れます。

蒔絵地球儀 江戸時代中期(18世紀)
谷秦山の門流にあたる天文学者、川谷薊山(かわたにけいざん)の制作と伝わる地球儀。
薊山は幕府天文方も予測できなかった日食を予報したことで当時注目を浴びました。

万葉集古義 江戸時代後期(19世紀) 高知市指定有形文化財
土佐藩の下級武士で国学者の鹿持雅澄が生涯をかけて練り上げた万葉集研究の集大成。
山内家に伝わる草稿本には朱書・貼紙による校注が大量につき、学問に注いだ情熱がうかがえます。

並神社御神幸絵巻 江戸時代後期(19世紀)
山内一豊夫妻と2代忠義を祀る神社、藤並神社の祭礼を描いた絵巻。
天保6年(1835)、藤並神社が大明神号を得たことを記念して盛大な祭りが行われました。この時領内各地から集まった村人達が、地元の芸能を披露する様子が描かれています。


令和8年度第76回高知県芸術祭共催行事
関連行事
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講座・講演会
記念講演会 「近世前期の幕府政治と山内家」
開催日時 令和8年9月26日(土) 14時~15時30分 場所 当館1階 ホール -
講座・講演会
学芸員による展示解説
展覧会のみどころを、企画展担当学芸員が解説します。
開催日時 令和8年9月20日(日) 10時~(約30分) 場所 当館3F 特別展示室 -
講座・講演会
学芸員による展示解説
展覧会のみどころを、企画展担当学芸員が解説します。
開催日時 令和8年9月26日(日) 10時~(約30分) 場所 当館3F 特別展示室 -
講座・講演会
学芸員による展示解説
展覧会のみどころを、企画展担当学芸員が解説します。
開催日時 令和8年10月11日(日) 10時~(約30分) 場所 当館3F 特別展示室 -
講座・講演会
学芸員による展示解説
展覧会のみどころを、企画展担当学芸員が解説します。
開催日時 令和8年11月3日(日) 10時~(約30分) 場所 当館3F 特別展示室 -
講座・講演会
学芸員による展示解説
展覧会のみどころを、企画展担当学芸員が解説します。
開催日時 令和8年11月29日(日) 10時~(約30分) 場所 当館3F 特別展示室


