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企画展 高知公園150年 高知城~未来へ伝えたい地域の宝~

終了
見たことのない高知城がここにある 高知城との新たな出会い

2023/09/16 - 2023/12/10

高知城の築城から、焼失・再建、そして廃城・公園化までの歩みを、ダイジェストで振り返る高知城の入門的な企画展です。驚きと再発見に満ちた高知城の魅力をぜひご覧ください。
開催期間 2023/09/16 - 2023/12/10
休館日 なし
観覧料 700円(常設展含む)(団体20名以上560円)
■高校生以下は無料
■高知城とのセット券/900円
*高知県・高知市長寿手帳所持者は無料
*身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、戦傷病者手帳、被爆者健康手帳所持者と介護者(1名)は無料
●観覧券は当日のみ有効です。

展示の見どころ

高知城をめぐる「時間」と「空間」を一望する

山内一豊による高知城の築城から、江戸時代中期の焼失と再建、明治維新による廃城と公園化、そして戦後の解体修理の実施まで、高知城の歩みをダイジェストで振り返ります。
あわせて、高知城の各エリアの性格や機能を紹介し、城郭としての高知城の全体像をご紹介します。
時間軸を意識した構成の中に、空間的な要素も取り入れ、「時間」と「空間」の両面から高知城を紹介します。

〔展示構成のご紹介〕
1高知城の築城
2描かれた高知城
3高知城の空間構成と御殿建築  
4高知城の修築と再建
5高知城の廃城と高知公園の成立
6高知城~未来へ伝えたい地域の宝~

 

高知城にゆかりの資料を一挙公開

国指定重要文化財3点、高知県指定文化財9点を含む、実物資料約80点を紹介します。
高知城にゆかりの歴史資料・美術工芸品・古写真など、多彩な文化財で高知城の歴史を紹介します。
写真パネルで紹介する約30点の資料とあわせて、全体で100点を超える高知城ゆかりの資料を紹介します。

展示資料目録(PDF)はこちら

 

江戸幕府老中(年寄)奉書 諸国城割令(一国一城令〕 江戸時代/当館蔵


高知城図絵 江戸時代/高知県立図書館蔵


三ノ丸丑寅櫓欄干柱 江戸時代/当館蔵


国指定重要文化財(附指定) 天守安永修築棟札 江戸時代/当館蔵〔展示期間=9月16日~10月30日〕


御証文蔵 一番御掛硯 江戸時代/当館蔵

 

初公開の古写真を含む、見たことのない高知城の貴重な風景を紹介

本展では古写真の紹介にも力を入れています。初公開の古写真4点を含め、これまでほとんど知られていない高知城の貴重な風景を紹介します。
幕末に撮影された天守・本丸御殿の風景、明治初期に撮影された天守・本丸御殿・東多聞・廊下門・太鼓櫓・二ノ丸御殿・三ノ丸御殿・御屋敷(下屋敷)・追手門の風景など、これまでほとんど知られていない貴重な古写真の数々を紹介します。
とりわけ、今はなき二ノ丸御殿と三ノ丸御殿の写真は大変貴重なもので、一見の価値ありです。
*古写真はいずれも、文化財保護の点から、写真パネルにて紹介します。


東側より高知城天守と三ノ丸御殿を望む 明治時代初期/高知市立市民図書館蔵

 

高知城の城門通行手形を初公開

江戸時代後期の高知城の城門通行手形3点を初公開します。
高知城の通行手形、どんなものかぜひ実物をご覧ください。
*展示替えがありますので、展示期間にご注意ください。展示期間は「展示資料目録」でご確認ください。


高知城城門通行手形 江戸時代/森田拓男氏蔵〔展示期間=11月1日~12月10日〕

今はなき、二ノ丸御殿と三ノ丸御殿の姿に迫る

高知城の公園化にともない、二ノ丸御殿と三ノ丸御殿は取り壊され、現在は建物が残っておりません。
本展では、御殿の指図、それをもとに復元した御殿の平面図、御殿を飾っていた欄間、御殿の写された古写真、現在の考証復元図などから、今はなき二ノ丸御殿と三ノ丸御殿の姿を紹介します。
とりわけ、二ノ丸御殿の指図(当館蔵)と三ノ丸御殿の指図(安芸市立歴史民俗資料館蔵、高知県指定文化財)が一緒に展示される初めての機会です。ぜひこの機会に、貴重な2枚の御殿指図をご覧ください。


高知県指定文化財 三ノ丸御殿等指図 江戸時代/安芸市立歴史民俗資料館蔵

 

豊富なビジュアル図録で、高知城の世界をご紹介

本展の内容を凝縮した図録を刊行します。本展で紹介した古写真や各種資料はもちろん、展示室では紹介できなかったより詳しい内容も図録では紹介しています。高知城ファンの方はもちろん、全国の城郭ファン必見・必携の充実した内容となっています。巻末には高知城関係年表も掲載しています。

 


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