佐川町立青山文庫と「特別展 南海太郎朝尊」を共催します
- 土佐の文化
南海太郎朝尊の出身地佐川で見る、朝尊の刀剣、朝尊の歩み。
開催概要
会 場 佐川町立青山文庫(高知県高岡郡佐川町甲1453-1)
【アクセスはこちら】【印刷用PDF 広域 周辺】
会 期 令和7年10月11日(土)—12月7日(日)
【休館日カレンダー】
開館時間 9時~17時(入館は16時30分まで)
休館日 月曜(祝日の場合翌平日休館)
観覧料 一般:400円(300円)、中高生:200円(160円)、
小学生:100円(80円)
※( )内は団体割引料金(20名以上)
※お支払い方法は現金のみです
※佐川地質館とのセット券もあります
※高知県及び高知市の長寿手帳所持者は無料
※身体障害者手帳(1級または2級)、療育手帳、
精神障害者保健福祉手帳所持者と
介護者1名は無料
※佐川町在住で65歳以上の方は証明書提示で無料
主 催 佐川町立青山文庫
共 催 高知県立高知城歴史博物館
お知らせ
本展の開催に合わせて、施設連携展示「令和土佐藩」の開催が決まりました。(2025/08/07)
プレサイトを公開しました。随時、追加情報をお知らせします。(2025/08/07)
開催主旨
会場は朝尊の出身地「佐川」
南海太郎朝尊こと森岡友之助は、土佐国高岡郡黒岩村(現・高知県高岡郡佐川町)に大鋸鍛冶の次男として生まれました。刀工を志して文政年間(1818-30)上京し、伊賀守金道に入門したといい、江戸、京で活躍し、土佐、大坂でも腕をふるいました。作刀の材料と技法を理論化した「刀剣五行論」、新々刀の刀工の系譜と銘を独力で集成した「新刀銘集録」の著書があり、理論家としても知られています。
本展は、こうした朝尊の歩みを出生の地佐川町でお楽しみいただく展覧会です。
展示内容
朝尊の刀剣5振、一派の刀剣5振を展示
展示構成
1 南海太郎朝尊とその門流 ~刀剣とその見どころ~
2 生涯と業績 ~作風の展開と著作~
3 刀の見方 ~鑑賞の基礎知識・押形の世界~
4 佐川の風土と刀剣愛好
1 南海太郎朝尊とその門流 ~刀剣とその見どころ~
青山文庫収蔵刀剣9振は図版や押形で公開されたことがなく、初めてご覧になる方が多いのではないでしょうか。高知城歴史博物館からは”城博の銘の長い方”でおなじみの「刀 銘 土佐国高岡郡春木城主従五位下武蔵守藤原朝臣家重君十一代後胤谷脇勘解由藤原重之君應需 同国同郡黒岩郷二ツ野村産森岡南海太郎朝尊於鳳城堀川一條作之干時嘉永六年癸丑十二月中浣」が登場します。
2 生涯と業績 ~作風の展開と著作~
現存する刀剣や文献、石碑などから朝尊の生涯を追います。また著作を通して朝尊の世界観に触れます。
3 刀の見方 ~鑑賞の基礎知識・押形の世界~
刀の見方を一から知りたい方のために、拡大写真や図解を使って解説します。あわせて押形や刀剣書などを展示し、伝統ある刀剣鑑賞文化についてもご紹介します。
4 佐川の風土と刀剣愛好
朝尊を生んだ佐川の風土と、佐川出身の刀剣愛好家たち~田中光顕、堀見熈助ら~をご紹介します。
関連企画
高知県内連携展示「令和土佐藩」
青山文庫以外にも県内の7施設が連携して関連展示を行います。
朝尊作の刀剣のほか、陸奥守吉行、肥前忠広の刀剣、もしくは武市半平太・坂本龍馬・岡田以蔵にまつわる文書や記録を展示します。
期間中、周遊マップと展示資料解説シートを現地およびWEBにて配布予定です。
詳細は公式HPを御覧下さい。
青山文庫ご利用案内
アクセス
休館カレンダー
公式エックス(準備中)
公式インスタグラム(準備中)
お問い合わせ
佐川町立青山文庫 〒789-1201高知県高岡郡佐川町甲1453-1 電話0889-22-0348
高知県立高知城歴史博物館 〒780-0842高知県高知市追手筋2-7-5 電話088-871-1600